PF（FS）型ケミカルポンプは、ポンプ本体、ポンプカバー、インペラ及びその輸送媒体が接触する部品はすべてポリフッ化ビニリデン又は強化ポリプロピレンプレス加工又は射出成形加工を用いてなる。ポリフッ化ビニリデンプラスチックは機械的強度が高く（付表I参照）、耐食性が良い（付表II参照）は国際的に応用の広いエンジニアリングプラスチックの一つである。
PF（FS）型ケミカルポンプは、−50℃〜80℃の温度条件下で複数の濃度の硫酸、塩酸、硝酸、酢酸、リン酸、クロム酸、シュウ酸、フッ化水素酸とアルカリ液、有機溶剤、酸化剤などの化学媒体、化学工業、塩素アルカリ、化学肥料、染料、試薬、農薬、製薬、メッキ、環境保護などの工業部門が粒子を含まない腐食性媒体を輸送する省エネ型ポンプを満たすことができる。

PF（FS）型シリーズケミカルポンプは直列式構造であり、ポンプ本体とブラケットとモータフランジによって結合され、ブラケットはポンプ本体を支持し、インペラは軸を通じてモータと直列に接続されている。このシリーズのポンプの特徴：構造が簡単でコンパクトで、部品が少なく、性能が良い。
ポンプ回転方向は、吸入口からモータ方向に見て時計方向に回転し、ポンプ出口は垂直に上昇する。
ポンプの密封は、ポリテトラフルオロエチレン（F 4）コルゲート管、外装式耐食性機械密封を選択した。