外円研削盤測定器｜内円研削盤測定器｜ZNLシリーズアクティブ測定器

一、概要
工作機械制御用測定システムは各種自動、半自動及び数値制御研削盤及び軸受、自動車歯車及び各種軸類専用加工研削盤に広く用いられ、加工過程における被加工部品の内円、外円、軸方向位置決め、軸受チャネル、クランク軸、平面などのオンライン能動測定を実現する。この種類のアクティブゲージは、イタリアのマペルシャ社のE 9技術指標と技術レベルに基づいて独自に開発された中国の国情に適した製品であり、その特徴は以下の通りである：
（1）操作が便利で、切り替え信号制御点はボタン式切り替え表示を採用し、迅速かつ正確にトリガ点のサイズを調整することができる。
（2）全集積回路のモジュール化設計、取り付けと調整が便利で、現在国内で体積が最小で、機能が最も強いアクティブゲージである。
（3）精度が高く、安定性がよい。
（4）連続面または断続面の能動的測定に適している。
（5）わずか2μmの部品研削残量に対しても、正確な再修理ができるようにするための超差動再修理機能。
（6）測定装置は別体式構造があり、大収縮量、大測定範囲の特徴があり、このような計量器シリーズはすべて指示制御器と能動測定装置から構成され、異なる配置は、異なる機能のセット計量器に組み合わせることができる。

二、技術パラメータ
測定装置電磁収縮量：単腕0.6～0.8 mm
表示範囲：単一テーブルレンジの自動切り替え
精段-10～0～50μm分度値lμm
粗段50〜500μmのインデックス値10μm
示度誤差：精速1μm粗速10μm
信号変動性：0.2μm/30回
安定性：1μm/4 h
制御信号数：5個、接点容量：250 VAC 5 A、またはアナログ信号10 mv/1μ（5～20 mv/1μ調整可能）
動作電圧：交流100 V 110 V 200 V 220 V±20%V周波数50 HZ

三、指示制御器の前面パネル及び背面パネルの構成概略図
K1：電源スイッチを押し、通電ランプを押すと点灯する、
K2：信号出力機能スイッチ、スイッチシャンクが上位にダイヤルされたとき、測定ヘッドは計量器を通じて工作機械にスイッチ信号を出力することができ、計量器の正常な動作状態である、中央にダイヤルすると計量器と工作機械との連絡を切断する、下位にダイヤルした場合にはポテンショメータW 0を調整することで、アナログY 4、Y 3、Y 2、Y 1信号を工作機械に出力することができる。
K3：断続的または連続的な測定切り替え、
K4：バンドスイッチ、1―上アーム動作、2―下アーム動作、Σ―両アーム同時動作、
K5、K6、K7：信号発信点調整スイッチ、
W0：ゼロポテンショメータを調整し、加工部品の寸法を制御することができる、
W2、W3、W4：制御信号はポテンショメータを調整し、各信号のトリガ点を調整する、
W5：遅延調整ポテンショメータ、サイクル開始後の遅延調整、
Y1、Y2、Y3、Y4：制御信号ランプ、電気メーターの指示値が各制御トリガ点に到達すると点灯する、
Y5：ゲージ動作状態ランプ、点灯時制御信号出力なし、
指示制御器の外形寸法は210×170×130 mm
四、能動測定装置の分類と特性