LN−C型液体窒素復凝冷凍機は、従来の液体窒素と電気冷却を結合して形成された混合冷凍機であり、低温冷却検出器分野における大きな革命的突破である。この製品はスターリング熱音響電気冷凍機を主要な作業部品として採用し、冷端温度を液体窒素温度まで低くし、それによってデュワネットガス態の窒素ガスを液体窒素に凝縮し、液体窒素の循環利用を実現した。

機能の特徴

1.冷凍機の動作寿命は12万時間以上である、

2.電源を切らない場合、連続的に検出器のために12ヶ月冷却でき、液体窒素を補充する必要はない、

3.30リットルの液体窒素タンク、液体窒素を満たした後、電源を切った場合、液体窒素は検出器の低温環境を保証し、システムが10日間連続して正常に動作することを保証する、

4.スターリング電気パルス管冷却、

5.モータが揮発した窒素ガスを回収して液体窒素を圧縮し戻す、

6.ソフトウェアは冷凍機の動作状態を監視し、リアルタイムでシステムの動作状態を監視する、

7.インタフェースのカスタマイズ設計により、各種の高純度ゲルマニウムγスペクトル計をマッチングすることができる。

主なメリット

1.液体窒素冷凍と比較して、復凝冷凍は液体窒素冷凍の信頼性を保証する情況の下で、液体窒素を頻繁に添加する仕事をよく回避し、検出器が長期にわたり低温状態で働くことを保証し、液体窒素材料及び人的消費コストを節約した。

2.電気冷凍と比較して、復凝冷凍は液体窒素を媒体として利用し、検出器と冷凍機の直接接触を回避し、振動が検出器の性能に与える影響を大幅に低減した。同時に、電気冷媒が電力故障の場合に冷房能力を失う大きな弊害を解決し、停電の場合にも検出器の低温環境を維持することができ、電力回復後に迅速に使用できるようにする。

技術仕様

1.消費電力：平均消費電力160 W、システム電力≦300 W

2.騒音：1 m箇所60デシベル未満

3.機械全体の寸法：φ460×690 H（mm、検出器を含まず、高さ調整可能）

4.動作温度：0℃～40℃

5.動作湿度：相対湿度5%～80%（結露なし）

6.日常メンテナンス：必要に応じてエアフィルターを交換または洗浄する

応用分野

-高純度ゲルマニウム検出器の使用

–他の液体窒素温度帯で動作する科学機器の使用