SY-GLD 1000雲台走査式レーザガス遠隔測定器は次世代防爆型ガス漏洩監視装置であり、レーザ吸収スペクトル技術に基づいて、固定設置、自動走査の方式で、作業場内の複数の予め設定された位置の検査待ちガス濃度を非接触式に測定し、リアルタイムのビデオ画像と結合して、全方位でガス漏洩を監視し、漏洩のほぼ位置を位置決めすることができる。

石油石化、天然ガス、化学工業、鉱山、発電所などガス漏れを監視する必要がある作業場所に広く使用できる。爆発性ガス環境の1区、2区及び爆発性粉塵環境のA 20、A 21、A 22区に適している。

雲台走査式レーザーガス遠隔測定器製品の特徴：
◆集積度が高い
一体化構造設計を採用し、ガス検出器、ハイビジョンカメラ、全方位変速雲台を一体化し、雲台、検出器、カメラ間に外部接続ケーブルがない
◆アクセスが便利
標準通信プロトコルを採用し、上位機、制御システム及び補助機器との通信を容易に行うことができる
◆監視範囲が広い
水平360°とピッチ±90°の回転が可能で、死角のないモニタリングを実現する
◆安全で信頼性が高い
防爆設計を採用し、広い電圧動作範囲と耐サージ機能を備えている

動作原理：

技術パラメータ：
◆製品型番：SY-GLD1000
◆検出原理：TDLAS
◆測定ガス：CH4
◆検出範囲：0～50000 ppm・m
◆感度：5 ppm・m
◆測定有効距離：R=150m
◆ビデオ撮影：ビデオカメラ付き
◆雲台スキャン角度：0～360°，-90～＋90°
◆応答時間：0.1 s
◆動作電源：AC 220V
◆出力インタフェース：RS485
◆防爆マーク：Ex d IIC T6 Gb
◆防護レベル：IP68
◆製品正味重量：30 kg
◆取付方式：座式取付
◆周囲温度：-40～+60℃
◆環境湿度：（0～90）%RH結露なし