半自動巻き取り機の構造形式は3ロール対称式である。上ロールは2つの下ロールの中間対称位置で垂直昇降運動を行い、ねじによって上ロールの昇降を実現し、巻かれた材料を変形させる。この巻板機は金属板材の形材の曲げ、変形に用いる汎用設備であり、専用工具またはその他の設備によって板材の端面の予曲げを完成し、円形、円弧状のワークを巻くことができ、石油、化学工業、ボイラー、水力発電、造船、工業設備の取り付けおよび機械製造業界に広く応用されている。この機械は巻き板の正、反転を実現するために逆順スイッチ(巻き板機に取り付けられている)を採用し、機械に間違いがないことを検査した後、ねじを調整して上ロールを板材の表面に押し、逆順スイッチを「逆」「順」に打って現場板材の投入端を見て電動機を正転させるか、反転させるかを決定し、一方を巻き取った後、手動でねじを調整して上ロールを押し板材を「逆」「順」に巻き、要求に達するまで循環させる。
鋼板を円筒形、円弧形、円錐形に巻くための機械的自動三ロールロールリール。
上ローラ圧下は、付電機によって減速機を介してウォームホイールウォーム、ねじナットを駆動して動力を伝達し、板材に曲げ変形を発生させる。巻取り伝動は、主モータを介して主減速機、オープンギアを介して下ローラを回転させ、巻取り時の主な動力となる。上ローラ装置は、上ローラ、上ローラ軸受ホルダなどからなる。上ローラ両端軸受ホルダには滑り軸受が配置されている。上ローラ昇降用ウォームホイールウォーム伝動、圧下装置はモータ付から動力を供給し、減速機、ウォームホイールウォーム、ねじナット機械連動伝達トルクにより上ローラを上下動させる。下ローラ装置は、下ローラ、下ローラ軸受ホルダ、下ローラギア及び滑り軸受等からなる。下ローラはアクティブローラであり、主伝動減速機の出力軸上の歯車を通じて下ローラ歯車の伝動トルクを下ローラに動かす。主にリバースハンドル、面取り体、可動ヒンジなどから構成され、転倒装置機能は完成品の取り出しに便利である。
設備は鋼板溶接部品であり、機械強度が大きく、精度が高く、実用性が強く、上下ロール間の平行度の調整と操作が簡単で、設備のメンテナンスが便利である。
