一、概要

マイクロ波真空乾燥技術はマイクロ波技術と真空技術の利点を一身に集め、感熱性物質の乾燥に極めて有利である。通常の乾燥方法と比べて、エネルギー消費が低く、乾燥時間が短く、動作温度が低く、製品の色が良く、ビタミン保存率が高いなどの特徴がある。医薬、化学工業、食品、生物製品、農業副産物などの分野の熱感受性、酸化しやすい、高粘性、高濃度液状などの材料の低温乾燥滅菌、低温濃縮に適して、例えば：漢方薬エキス、人参、阿膠、鹿茸、野菜、花卉、生物化学製品、保健品、添加剤など。

二、特徴

1、制御が容易：付属PLC自動プログラム制御システムは、ヒューマンインタフェースのタッチスクリーンを搭載し、加熱温度、加熱時間、マイクロ波密度、故障警報システムを自動的に監視し、データ記憶を実現することができる。
2、省エネ：マイクロ波真空乾燥設備は放射伝達エネルギーを採用し、媒体全体の加熱であり、他の伝熱媒体を必要とせず、乾燥速度が速く、効率が高く、エネルギー消費量が低下する。従来の乾燥技術に比べて4倍以上の生産性が向上します。
3、賞味期限を延長することができる：マイクロ波エネルギーの生物効果は、比較的低い温度で滅菌と防カビができる。加熱速度が速く、時間が短いため、材料の活性、ビタミン及び元の色と栄養成分を大幅に保存することができる。
4、環境保護：マイクロ波真空設備は「三廃」を発生しない、マイクロ波エネルギーは金属製の加熱室と波ダクト内で制御するため、マイクロ波漏れは極めて少なく、2.0 mw/cm 2に制御でき、放射性危害及び有害ガス排出がなく、余熱と粉塵汚染が発生せず、材料を汚染しない、環境を汚染しない。

三、主な技術パラメータ